
UpDate 2012.08.13

B747−281B(SF)(JA8182) 2001年02月頃 成田空港にて
この機体は誰がどう見てもANAのB747−200Bにしか見えません。
しかし型式を見ると(SF)と付いているしコクピットの後ろが黄色くなっている。
ということで機首だけですが拡大してみました。

誰がどう見ても分かる通り操縦室後ろは何かしらの改修工事をしたのか下塗り丸出しですし
アッパーデッキの窓は2つ埋まっているし客室の窓も全部埋められています。
ボディも所々補強したのか下塗り丸出しが多数あり、どうみてもおかしいです。
実はこの機体はANAからNCAに移籍して米カンザス州ウィチタにあるボーイング社の工場で
フレイターへの改修工事を受けたのです。
論より証拠ということでもう1枚無理矢理撮影した写真を

サイドカーゴドアがインストールされているのが分かると思います。
エアライナーズ・ネットにも上記の写真が掲載されていたので、よかったらどうぞ
(館長はさくらの山で撮影してたので、このアングルが精一杯でした)
ANAは伊丹空港に全日空整備を持っており、ペイントハンガーもありますので
ボーイング社でオールペイントせずにこんな中途半端な状態で飛ばしてきてます。
それじゃ伊丹空港へ直接飛べばいいんじゃないの?と思うのでしょうが
税関の関係で直接飛べないので成田へ飛んできたという有様です。
ネットを一通り見てみましたが、このアングルの写真は殆ど掲載されていないようです。
館長もスターボード側(右舷)ではなくポートサイド側(左舷)を撮影したかったです…。

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